諏訪学習センターの重力加速度は⁉
物理の課題の1つに重力加速度測定があります。物理を履修した3年生が、主体性の問題で重力加速度測定を選んで取り組みました。
重力加速度とは星が引く力によって、物体が落ちる速さが1秒間にどの程度速くなるかを示したもので、地球の重力加速度は一般に9.8m/s²です。
重力加速度を求めるには、単振り子を作って振らせ、その周期を測定します。振り子を角度の目盛りに対して平行に振らせたり、振り子の位置を見定めてストップウォッチを止めたりすることが大切です。昨年は半減期の測定を行ったので、随分測定にも慣れてきました。
事前に導いた重力加速度の式に、測定した周期を代入して諏訪学習センターでの重力加速度を求めると、10.1m/s²になりました。実験誤差の範囲内でよく合っていました。
実験では、日常とは違った気遣いをするので、終わったときはほっとしましたね。